八甲田山のふもと、ブナの森に佇む「蔦温泉旅館」。その歴史をたどると平安時代までさかのぼるという千年の秘湯です。その特徴は、ぷくぷくと足元から源泉が湧き上がる「湧き流しの湯」であること。源泉の真上に湯船があり、その底から温泉が直接湧いているという日本でも珍しい自噴温泉になっています。
温泉宿としての創業は明治42(1909)年。正面玄関のある木造2階建ての本館は大正7(1918)年に建てられたものです。とちの木やブナの木の巨木をふんだんに使われた重厚な建物は、古きよき伝統と歴史を今に伝え、訪れたお客様を出迎えています。
